災害対策士

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災害対策のスペシャリスト
”災害対策士”

災害対策士は、行政、住民、民間企業や団体など、すべての担い手が災害対策の現場で共通に必要となる知識と技能を兼ね備える災害対策のスペシャリストです。

Leader’s Message

これからのVUCA時代をリードする「災害対策士」

近年、大地震発生の危険性の増大、激甚化する台風や集中豪雨など、直面するハザードの規模と頻度が増大する一方で、それを受ける社会は、財政的な制約や少子高齢化、人口減少などの問題を抱えています。

このような状況下では、従来の「公助」を主とする災害対策の継続は難しく、今後はその不足分を補う「自助」と「共助」の増強と、それを継続する環境整備が必要です。また、3者の相互補完と連携を促進する災害対策の研究と、事前から事後の各災害対策に対して、それぞれの立場で適切な行動を考え実行できる人材の養成が求められます。

そこで私たちは、災害と対策に関する研究成果に基づいた多様な教育プログラムを用意し、これを広く社会に提供し還元する専門的な人材として「災害対策士(DMS:Disaster Management Specialist)」の制度を設計しました。

災害対策士は、広範囲なマネジメント能力と実用的な災害対策能力を兼ね備え、それらの能力を定期的な更新によって担保します。日本の、そして世界の災害対策をリードする皆様の挑戦を心よりお待ちしております。

※ VUCAとは、Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、未来の予測が難しくなる状況のことを意味する。
Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)。

ABOUT

目黒 公郎
Kimiro MEGURO

一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会代表理事

東京大学大学院情報学環・学環長
東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター・センター長
東京大学生産技術研究所/ 大学院情報学環総合防災情報研究センター・教授

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「災害対策士」は、災害対策の現場で必要となる知識と技能を測定する試験です。ご興味のある方はどなたでも受験できます。